【活動報告】2025.12.7 おてら食堂
- flatcafekamakura
- 3 時間前
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12月のおてら食堂には、過去最多となる 70名のみなさま が参加してくださいました。
お食事は【くこの実会】の皆さんが前日から2時間かけて丁寧に下ごしらえしてくださった、心のこもった手づくりメニュー。
野菜たっぷりの優しい味わいに、「おいしいね」「また食べたい!」と笑顔が広がりました。
そして、【学童保育・晴れ間】の子どもたちが作ってくれた 安国論寺ゆかりの『御難おむすび』 も大好評でした。
小さな手で握られたおむすびには、“地域のみなさんのために作る”という気持ちがぎゅっと詰まっていて、受け取った方々もふっと笑顔になる、あたたかいひとときになりました。
食後は、鎌倉の歴史に詳しい石塚さんによる 「おにぎり(おむすび)と味噌汁の歴史」 のお話。
味噌汁は古くから旅人や働く人の力の源だったこと、
おにぎりは武士の携行食として広まったこと、
昔の食の知恵が今の私たちの暮らしにも続いていることなど、思わず「へえ〜」と引き込まれる内容ばかりでした。
さらに代表の渡邉公子からは、
「名古屋から味噌が変わるんですよ」という、味噌のお話も。
北〜東日本の米味噌、名古屋の豆味噌、西日本の麦味噌…と、地域によって味噌が違うという話に、みなさん興味深そうに耳を傾けていました。
そして【音楽教室・GAURI】の先生による、フルートとバイオリンの演奏が始まると、子どもたちは1番前に集まって、そっと耳を澄ませていました。
お寺の静けさとやわらかな音色がひとつになり、会場全体がすっと落ち着くような、豊かな時間となりました。
そして最後に、渡邉より
「今年最後のおてら食堂は、食事と学びと音楽がそろった、とても豊かな時間でした。
参加してくださった皆さま、ボランティアで調理や会場設営してくださった方、お話や演奏をしてくださった方、みなさんのお陰で素晴らしい時間になっております。また来年も頑張れるように、今日はみんなから元気をもらいましたね☺️」とお話があると、
会場は拍手と笑顔に包まれ、あたたかな空気で満たされました。
食を囲みながら、初めて会う人とも自然に会話が生まれ、歴史や文化の話や、音楽に耳を傾けられる、やさしい居場所となっております。
ご参加いただいた皆さま、支えてくださった皆さま、
今年一年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

























